PCS
プラットホームクッション中空タイプの破損のメカニズムとその対策品
製品のダメージによる破断についての研究
- 破損のメカニズムとキーパーの重要性
- プラットホームクッションの衝撃吸収メカニズム
- ディフェンスゾーンに受けた衝撃あるいは持続的な圧迫を、
ゴム本来が持つ弾性とバルーンエリアが変形(ふくれる)することによって、衝撃を吸収しています。
- ディフェンスゾーンに受けた衝撃あるいは持続的な圧迫を、
- 経年使用によるプラットホームクッションの破損のメカニズム
- ディフェンスゾーンに、製品の許容範囲を超えた圧力がかかると、
バルーンエリアが極端に変形(ふくれ)、その突端の最大に変形した部分にバーストポイント(分子結合の破断)が発生する。(自動車でいうバーストのきっかけ)
また、
一度発生したバーストポイントは、
修復されずそのとなりの分子がそれをが補おうとするが
繰り返し、この動作を受け続けることによってバーストポイントが増え続け、
そして、それ同士が連鎖することで、
ついにバルーンエリアからバーストポイントを辿って破断が発生する。(自動車で言うバースト)
- ディフェンスゾーンに、製品の許容範囲を超えた圧力がかかると、
- プラットホームクッションの衝撃吸収メカニズム
上図は、D型中空タイプの破損状況
バルーンエリアの破断が、一定方向にみられる。
これは、バーストポイントがバルーンエリアの一定の限られた場所で発生し、繋がったことを裏付けできる。
製品のポテンシャルを超えて使用を続けることで起きる現象である
- キーパーの重要性
最上右図のようにクッションフィールドに、
キーパーを存在させる事によって、ディフェンスゾーンに受けた衝撃(圧迫)は、バルーンエリアに極端な変形をつくるまえにキーパーで止めることができる。
後方荷役に向いています